磯田@都議会前
写真=都議会議事堂に向かう新宿山吹高校自治委員会議長兼会長・東京都新宿区(撮影・提供=随行者)

 東京都立新宿山吹高校で続いている高校紛争が新たな局面を迎えた。新宿山吹高校自治委員会議長兼会長の生徒が7日夜に東京都議会議事堂(=東京都新宿区)で都議会議員と会談したことがわかった。会談は自治委員会議長兼会長の生徒と随行者1名、都議会議員1名と都議会会派事務局職員1名の合計4名で1時間半程度行われ、最近の新宿山吹高校の情勢や学校側の自治委員会に対する対応などについて意見を交換した模様だ。


 随行筋によると、会談冒頭で自治委員会側から都議に対し、学校側が自治委員会の要求書を受取拒否して返送したり、校内での生徒相談窓口業務を妨害している旨の説明がなされたという。自治委員会側はこれまでの経緯も改めて説明した上で、関連資料を都議側に提供した模様だ。自治委員会側の説明を受け、都議側は問題解決のための「何らかの提案」を行った模様だ。随行筋は「何らかの提案」の詳細は語らなかったものの、会談について「非常に有意義な会談だったと思う。」と評価した。

「全面戦争」宣言から一転「都議会談」で事態打開か
 新宿山吹高校自治委員会は今月2日未明、同委員会の公式Youtubeチャンネルに「緊急演説」と題した動画を公開し、学校側が団体交渉を拒絶したことを理由に「全面戦争」を宣言していたが、急転直下で行われた都議との会談で事態が打開される可能性が出てきた。新宿山吹高校自治委員会と学校側の紛争は既に2年目を迎えており、複数のメディア(本紙、日刊ゲンダイレイバーネット日本)によって報道されているほか、様々なメディアが関心を持っている。社会が注目する中、学校側がどのような対応をとるのか。学校の次の一手に注目していきたい。

(取材・文=本紙編集長・平松けんじ)

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