私立新潟青陵高校(新潟県新潟市中央区)の生徒が複数の生徒に暴行される動画が、今月15日に画像共有サービス「インスタグラム」に投稿され、物議を醸している。動画には、同校の男子生徒2人を複数の生徒らが取り囲み、棒のような物で叩いたり蹴ったりする様子が映されており、笑い声なども収録されていた。


校長「いじめを受けていたという情報は把握していない」
 同校の羽田校長は、本紙の取材に対し、同校生徒が複数の生徒に暴行された事実を認めた上で、詳細について次の通り明かした。

 暴行があったのは今月15日。暴行を行ったのは昨年(2018年)に同校を退学した元生徒と同校の1年生生徒ら数人で、主に1人の生徒が暴行を受けていたほか、あおりで別の1人の生徒が暴行を受けたという。

 羽田校長によると、暴行被害を受けた生徒が恒常的にいじめを受けていたという情報は学校としては把握しておらず、学校として行っている調査の結果としてもそのような情報はないとのこと。

被害生徒は警察に被害届提出
 現在、暴行被害を受けた生徒は警察に被害届を提出し、新潟県警が暴行を行った生徒に事情聴取する等の捜査を行っている模様だ。

加害生徒の1人は自主退学へ
 このほか羽田校長は、今回の暴行を行った生徒のうち1名が近日中に自主退学する旨の意思表示をしていることを明かし、他の加害生徒については学校で事情聴取をした上で程度によって指導をしていると説明している。

校長「被害を受けた生徒の心のケアに努めたい」
 また、羽田校長は今回の事件について
「こういういじめや暴力行為があったことは非常に大きな問題だと捉えていますし、またこういうネットで内容が拡散されていることについても学校にとっては大変なことだなと思っています。まず、被害を受けた生徒の心のケアに努めたい。」
とコメントした上で、再発防止策として
「今回のようなことについて、いじめの調査等、色々な角度から調査の仕方を考えていきたいなと思いますし、SNSの活用とか取扱については今までも指導など行っていたんですが、更にまた工夫をしてより生徒にとって、こういうことが起きないように指導に工夫を加えていきたい。」
と話している。

(取材・文=本紙編集長・平松けんじ)

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