先月29日、尼崎市立尼崎高校の体育館で同校男子バレーボール部のコーチを担当している男性臨時講師が部員の生徒に暴力を振るったことがわかった。尼崎市教育委員会が本紙の取材に応じた。

 同校男子バレーボール部は昨年7月の全国高校生総合体育大会で優勝するなど強豪校として知られている。


練習中の態度を受け、暴力
 尼崎市教育委員会によると、先月29日11時頃、同校体育館でアタック、スパイクの練習中、男性臨時講師はネット際に転がったボールを片付けるよう指導した際の被害生徒の受け答えの態度などが気に食わなかったたため、被害生徒に対して平手打ちを発行ったという。

 学校の調査に対し、男性臨時講師は暴力行為後、すぐに被害生徒に謝罪したと話しているという。

 被害生徒は怪我はなかったものの、その後練習を2日間休んだという。

監督は暴力行為を学校に報告せず
 また、男子バレーボール部の監督を務める同校男性教諭が、事件当日に男性臨時講師の暴力行為を把握していたにもかかわらず、発覚するまで学校に報告していなかったことが市教委の話でわかった。

 男性臨時講師の暴力行為は5月7日8時頃、学校に匿名の電話があったことで発覚した。これを受け、教頭が男性臨時講師に事情聴取したところ、暴力行為を認めたという。 

 同日夜、校長が被害生徒の保護者に対し、直接謝罪した。

男性臨時講師は部活動の指導から外れる
 今回、暴力行為を行った男性臨時講師は男子バレーボール部監督の教諭の決定により、5月3日から部活動の指導から外れているという。

市教委は調査を進める方針
 尼崎市教育委員会は今回の男性臨時講師の暴力行為を受け、現在も調査を進めている。

 市教委の担当者は「体罰はあってはならないことなので二度と起こさないように教職員への早急な指導を行った。調査結果に基づいて必要な処分等を進めていきたい。」と話していた。

(取材・文=本紙編集長・平松けんじ)
この事件に関して、一部報道によると上記内容と異なる続報が出ています。本紙でも追加取材を進めていきます。

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