今月12日に東京都立小山台高校で気温20度前後の肌寒い中、水泳の授業が行われた結果、複数の生徒が体調不良になった問題で、東京都教育委員会(都教委)が同校の判断について「適切とは言い難い状況」と、21日午前、見解を修正した。



 17日時点で都教委指導企画課・美越統括指導主事は、本紙の取材に対し、次のように述べていた。
「適時、プール指導については水温・気温、また生徒の状況を含めて確認しながら水泳指導を行ったと(学校から)聞いているので、今後も引き続きそれらの上で水泳指導を行っていただければと思っている。」

 しかし21日、同課・田村主任指導主事は本紙記者に電話をかけ、次のように見解を修正した。
「水温が少し低かったということもありましたし、あとやはり実際に複数の生徒が体調不良になったということなので、これはやはり学校の判断が適切であったとはちょっと言い難い状況だな、と私共も認識しています。」

 見解の修正に至った経緯について、田村主任指導主事は、「改めて事実確認をした結果」だとしているが、水泳の授業の結果として体調不良者が出たことは17日に美越統括指導主事が確認している。

 田村主任指導主事は、今後同様の事例が起こらないよう、「引き続き研修を実施し、改めて注意喚起を行って学校長とかに周知徹底していきたい」としている。

(取材・文=本紙編集長・平松けんじ)