Written by 平松けんじ
※本コラムは2019年6月25日に平松けんじ編集長ブログ「はしりがき」に投稿されたものを再配信しています。
都庁第一本庁舎 平松

 昨日は西新宿のバベルの塔に行ってきた。高速エレベーターで一気に37階の都教委総務部へ。早速その場に居た役人に「中井教育長宛の文書を出したい」旨宣言したら、困惑した表情の役人。一瞬戸惑った後、ヒラの役人を連れてきたので課長を呼んでこいと一喝。返ってきたのは「課長は不在」というお決まりの文句。まぁしょうがない。課長代理で妥協してやった(笑)。てかさぁ教育長宛の抗議文は教育長が受け取れよ(呆)。

 そして挙句は教育長名で文書で返信しろと言ったら「担当課から」とか言い出す頓珍漢っぷり。都立学校の教育活動の責任を取るのは担当課なのか?いい加減にせえ。都教委のトップに手紙出してんのに担当課名で返してくるか?普通。一般企業で社長宛の文書の返信を係長名とかで出すか?バベルの塔の住人の考えは相当一般社会と乖離している。

 さてそんなこんなで抗議文を担当課長代理に手渡し、撤収っと…。そんなに私は甘くない。その後も指導企画課で担当者2名にお説教もとい要望し、都議会の野党会派の事務員さんと面会して要望書を渡してきた。

 現在、私のもとには小山台をはじめ、国立、立川、八王子東、新宿、北園などの都立高校生徒から情報が寄せられている。もちろん寄せられた情報はちゃんと都教委に伝え、対処を求めたが、実際のところ重点校・指定校だけでこれだけ低温下・雨天下水泳の事例が出てくるということは、この問題は全都的な問題、下手したら全国的な問題である可能性が高い。これが「氷山の一角」なら現場で苦しんでいる生徒たちはもっと多数だ。私は生徒の人権を擁護する組織の長として徹底的に闘うつもりだ。草の根と草の者のご支援を賜りたい。

(文=平松けんじ)
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