Reported by 平松けんじ
 ベネッセとソフトバンクの合弁会社が運営するオンライン学習支援アプリ「Classi」で、今日8時30分ごろからモバイルアプリを中心にアクセスできない状態が発生している。

 「Classi」では4月5日にも不正アクセスを受け、約122万人分のIDや文字列などの情報が不正に閲覧された疑いが報じられたほか、4月13日ごろにもアクセスできない状態が数日にわたり続き、同アプリを導入している学校では課題のやり取りや連絡に支障が出た。一部の生徒は「Classi」からほかのオンライン学習支援サービスへの切り替えを教育委員会などに求める署名活動を始めるなど、SNS上では生徒たちから批判の声が相次いでいた。

 再びアクセス障害が発生した「Classi」。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大で臨時休校が続く中、子どもたちの学びの最後のインフラとなっているICT教育がこのような不安定な状態で良いのだろうか。「Classi」運営会社のClassi株式会社は、先月、本紙の取材に対して「当社よりお伝えできることは、Classiホームページに掲載しておりますのでそちらをご参照ください。」「セキュリティ上の詳細やサービスの運用に関する個別状況はセキュリティ管理上、および事業機密に関わりますので、回答は差し控える」とメールで回答。中学校や高校など公教育の一部を担うツールとして利用されている以上、一民間サービスとは言え、公教育に関する事業を受注していた以上、その責任は重い。