平松けんじ

都庁第一本庁舎・第二本庁舎
資料写真=東京都教育委員会が入る都庁第二本庁舎(左・平松けんじ撮影)
 27日13時過ぎ、都立学校全校で訓練用の津波警報が間違って配信され、都立高生の間で話題となっている。

 複数の都立高生(いずれも23区)によると、13時過ぎにサイレンと津波警報発令のアナウンスが突然流れたという。ある都立高校(23区)では副校長が「原因がよくわからないから今調べている。慌てることなく落ち着いて行動してほしい」と全校放送を行ったあと、「気象庁のホームページなども見ているがそういった情報はない。」と改めて説明したという。


 都立高校を管理している東京都教育委員会の菊地文孝総務部調整担当課長は「システムを納入している業者が気象庁と訓練用の電文のやり取りをしたところ、本来であれば業者のほうで止まって終わるはずが、設定を誤ったことにより学校のほうに流れてしまった」と説明した。


 23区の都立高校生は「最初は少し驚いたが、誤報だろうとすぐに冷静になった」という。また都教委の菊地課長は「学校からは今回誤報が流れた件でどういう状況なのかという確認の電話が入ったりしていたが、誤報だとお話しして(学校側も)『わかりました』というような形で納得したため、現場が非常に混乱したという話は来てない。」と述べ、都立高校で混乱は特に起きなかったことを明かした。都教委は業者側に詳細を問い合わせ、原因究明を行う方針だという。


納入業者「サーバーの設定ミスが原因」 システム保守は下請けに委託

 都立高校に緊急地震速報を受信するシステムを納入している株式会社JECCの担当者は、27日夜、「システム側のサーバーの設定が誤っていたことが原因ではないかという風に考えている」と説明した。同社担当者によると、都立学校に納入されている緊急地震速報を受信するシステムの管理・保守は下請け会社に委託しているといい、現在下請け会社も含めて原因究明に当たっているのだという。同社の担当者は明日28日、都教委を訪問し、詳しい原因の報告と対応の協議を行う方針だ。


*27日17時03分 情報を追記しました。

*27日18時57分 業者からの取材結果を追記しました。


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