編集局報道部
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画像・都立鷺宮高校(磯田航太郎撮影)
 都立鷺宮高等学校の男性主任教諭が同校と前任校の都立日野高校の入学者選抜に関する個人情報4697名分を紛失していたことが、19日、わかった。東京都教育委員会(都教委)が発表した。


 主任教諭は、本来、外付けハードディスクに保存して鍵のかかる場所に保管すべきものだったデータを、学校側に無断でSDカードに保存していた。主任教諭は先月25日にSDカードの紛失に気がついたという。この主任教諭は前任校の都立日野高校でもデータを無断でSDカードにコピーし、異動の際に日野高校に置いてきたと供述しているが、同校ではSDカードを発見できていないという。

 先月26日以降、都教委は主任教諭宅含めデータの捜索を続けているものの、SDカードは発見されていない。都教委によると、現時点では2次被害は発生していないという。

 都教委と鷺宮・日野両都立高校は、19日に在校生に向けた説明や謝罪をしたうえで臨時保護者会の案内を配布。両校の卒業生などに対しても臨時説明会の案内を郵送したという。また、都教委は、24日に、臨時校長会を開催して個人情報の管理について定められた適切な方法を徹底していく方針だ。さらに今後、入試用パソコンの設定を変更する際は、校長などの管理職や、管理職立会いの下、指名された教員だけが設定変更を行えるようにするなどの対策を強化する。