平松けんじ

 仙台市立七北田小学校の荒木武講師(=7日に懲戒免職=)が児童から回収したいじめ調査のアンケート用紙を改ざんした問題で、児童がアンケートの自由記述欄で「教頭に言うと脅さないで」と訴えていたことがわかった。


関連記事:


 同校の菅原邦子校長や市教委教職員課によると、10日夜に行われた緊急の保護者説明会で複数の保護者から荒木元講師が9月に赴任して以降、児童への暴言暴力を日常的に繰り返していたという指摘がなされたという。菅原校長は、11日夜、本紙の取材に応じ、保護者の訴えについて「学校として把握していない」と答えた。


 改ざんされたアンケートの回答で、ある児童は荒木講師に対して「教頭先生に言うと脅さないでください」と記入していたが、荒木講師はその自由記述を全文消去する改ざんを行った。また、荒木講師は学校のいじめ対策を低くした児童の回答も高評価に改ざんし、いじめが「ある」と回答した児童2人の回答を「ない」と改ざんした。荒木講師は7日、懲戒免職処分となっている。荒木講師は改ざんの理由について「いじめの件数が多かったりするとイメージが悪くなる。自分の将来の任用に向けて立場を有利にしたかった。」と市教委の聴取に答えているという。


 市教委や学校は今後調査を進めていくとしているが、荒木講師の暴言・暴力の事実が確認できた場合、刑事告発を行うのだろうか。市教委教職員課は「刑事告発するのはなかなか考えづらいと思う。被害者が被害届を出したら明るみになるでしょうし。どういうことだかわからない状態でお答えするのは難しい。」と述べるにとどめた。

最新記事はこちらから(トップページへ)

↓読者登録はこちらから↓