平松けんじ

都庁第一本庁舎・第二本庁舎
左・都教育委員会が入る都庁第二本庁舎(平松けんじ撮影)

 東京都教育委員会は、4日、23区内にある都立高校で生徒41人、教員4人の合計45人が新型コロナウイルスに集団感染したことを発表した。


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 この都立高校では主に2つの運動系部活動に所属している生徒、教員が集団感染し、このうち1つの部活動では先月26日から大会への遠征のため、公共交通機関を使って都外に遠征していた。

 都教委によると、先月26日17時過ぎに遠征に同行していなかった部員の生徒の陽性が判明した。これを受け、同部は大会の参加を辞退した。同日夜に遠征先で別の生徒が発熱し、夜に陽性が判明。27日にも大会に参加していない生徒1名と遠征中の生徒1名の合計2名の陽性が判明。最終的に生徒22名、教員3名の陽性が判明した。


 このほか、同部の顧問教諭(60代・男性)も28日に濃厚接触者として特定され、29日に発熱。その後陽性が判明し、自宅で療養している。


 また、もう一つの部活動では、30代の男性顧問教諭のほか、生徒15名の感染が判明した。なお、このもう一つの部活動は大会などには行っていないという。


都教委「遠征先答えられない」

 都教委の小川担当課長は、本紙の取材に対し、遠征先で次々陽性が判明した部活動について、遠征先の道府県名の回答を拒否。「相手先との関係もあってお伝えしていない」とした。


 小川氏によると、当該部活動は26日以前は都教委の示したガイドラインを踏まえながら、活動していたという。小川氏は、部活動中にマスクを外す場面があったことを認めている。一方で「ほかの高校とかでこういう状況は同じ部活動でもないので何故こうなったのかについては保健所もわからない」とも指摘し、他校では同様事例は発生していないとした。


都教委 1月末までの部活動を禁止に

 小池百合子都知事ほか、一都三県の知事が政府に対し、緊急事態宣言の発出を要請したことを受け、政府は7日中にも緊急事態宣言の発出に踏み切るのではないかとの観測が強まっている。こういった中、都教委は、4日夜に都立学校に通知を出し、1月31日までの部活動の中止や、大会・コンクールへの参加、対外試合や合同練習の中止を指示した。

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