平松けんじ

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東京都教育委員会が入る都庁第二本庁舎

 東京都教育委員会は、4日、都立高校に対し、通知を出し、感染防止対策を徹底しながら学校運営を継続することと、時差通学の徹底などを指示した。また、都教委は12日から生徒をグループ分けして、一部の生徒だけを登校させる分散登校を実施する方針を固めた。


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12日から分散登校実施 7日夜に通知

 都教委は、4日の通知で、学校での対面授業と家庭でのオンライン学習を組み合わせて分散登校ができるよう、各学校にオンライン学習の準備を進めるよう指示していたが、7日夜に改めて都立高校に通知を出して、12日から全生徒の3分の2程度を登校させる分散登校を指示する方針を固めた。都教委の太田喜子総務部企画担当課長は、今回の分散登校は、都立高校ガイドラインで定められていた「I期、II期、III期には当てはまらない」としつつも、一番近いものは「III期と一斉登校の間くらい」と説明。分散登校は昨年6月以来、約半年ぶり。


 また、これまでも都立高校では一斉休校解除以降、時差登校を進めていたが、都教委は都立高校に対し、「時差通学のより一層の徹底を求めていく」(太田氏)方針。

グループ活動や合唱、部活動などは中止

 このほか4日の通知では基本的な感染症予防策の徹底として、▽3密の回避、正しい手洗い、咳エチケット、マスクの着用、▽毎朝の検温、健康観察、▽登校時にサーモグラフィーなどで体温を再確認する、▽教室で児童生徒同士の間隔を1m以上にすること、▽30分に1回以上換気、▽教室の消毒、消毒液の設置、▽授業終了後は速やかに帰宅するなどの指示を出している。また、緊急事態宣言の解除までは「感染症対策を講じてもなお飛沫感染の可能性が高い活動は行わない」とした。


「感染症対策を講じてもなお飛沫感染の可能性が高い活動」例

▽グループや少人数等での話合い活動

▽音楽における歌唱の活動や管楽器(リコーダー等)を用いる活動

▽家庭科における調理実習

▽体育における身体接触を伴う活動(マット運動、球技におけるゲーム、武道における攻防など)

▽児童・生徒が対面で操作したり、顔を寄せ合い観察したりする実験や観察、実習

 都教委は、通知の中で、緊急事態宣言の解除の日まで部活動をすべて中止とし、大会・コンクールへの出場、練習試合・合同練習の実施も中止としたほか、児童生徒が学年を超えて一堂に集まって行なう行事、修学旅行などの宿泊行事、校外での活動も中止とした。


*都教委から入手した通知文の内容を踏まえ、情報を更新(2020/1/8)

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