16日開かれた参議院文教科学委員会で吉良よし子参議院議員(共産)が人権侵害の校則について萩生田文部科学大臣に質問した。ISJは当該質疑を独自に文字起こしし、速報する。(なお、この記事に関しては本紙記者の聴き取った内容をそのまま文字に起こしているため、正確性は保障できない点はあらかじめお断りしておく)


太田房江委員長)

吉良よし子さん。


吉良よし子議員)

日本共産党の吉良よし子です。大臣、早速ですが、昨日の朝、日本テレビの情報番組「スッキリ」という番組で一部の小学校で体操服の下の肌着着用が禁止されていて、男性教師が女子児童の胸の成長をチェックしてオッケーを出せば着用が認められるという、それまでは認められないという報道がされて、かなり衝撃が広がっているわけです。で、通告はしてないんですけども、大臣、この肌着禁止ルール、でなおかつ男性教師による体のチェック、あまりにひどいと思うんですが、いかがでしょうか。


太田委員長)

萩生田大臣。


萩生田光一文部科学大臣)

それは高校生ですか?中学生?


吉良議員)

小学校です


萩生田大臣)

小学校で。首をかしげる次第です。


太田委員長)

吉良よし子さん。


吉良議員)

首をかしげるっていう本当にひどい事態だと思うんですけど、こうした肌着禁止のみならず、下着の色を指定してしまうとか、もしくは髪形、髪の色まで細かく指定するような、人権侵害ともいえる理不尽な校則、ちまたではブラック校則などともいわれている、校則について今日は取り上げたいと思います。

で、先月2月ですね、大阪府立高校の黒染め強要の大阪地裁判決が出されました。ここではですね、黒染めを強要した学校側の校則や指導は適法とされたと。この判決にも衝撃が広がっているわけですけど、私は髪の色は黒だと決めつける校則や黒染めを強要する指導というのはやっぱりどちらも理不尽だし人権侵害だと思うんです。ただこういう髪の色を黒と決めつけるような指導というのはかなりほかでも見られるわけで、2020年、昨年3月に我が党都議団がですね、都立高校全191校の校則について情報公開請求で調査したところ、全日制高校177校中、頭髪に関する規定がある学校は150校、84.7%にのぼって、学校がふさわしくないと判断した頭髪はNGとするとか、ドライヤーによる色落ちまで禁止している学校もありました。さらに髪の色の制限にかかわって話題になっているのが地毛証明書です。黒髪ストレートでない生徒については、保護者のサインや押印を添えて生まれつきくせ毛とか髪の色が明るいということを証明させる、届け出させるというものですけど、これ我が党都議団が調査したところ、全日制の都立高校の45%、約半数で提出を求めていて、それ一つ一つ見たところですね、中にはカラースケール5を超えている、入学予定者は入学式までに改善をして来いと、だから提出とともに黒染めを強要するものもあったんです。このカラースケールなんだろうと思って調べてみたんですけど、アマゾンなんかでも売ってるんですけど、これなんですね。で、あの、5っていうとここなんです。私の髪の毛だと8とか9なので染める対象になってしまうものになるんですけれども、問題はね、これらの校則や地毛証明書というのは生徒たちの生来の髪の毛が黒髪ストレートだということを前提としてしまっていることだと思うんですね。それ以外の髪であれば普通じゃないんだといってしまう。やっぱりこれはね、私は差別、人権侵害だと思うし、まぁ国際化多様化の時代にね、黒髪ストレート以外は排除しますっていうようなことはやっぱりあってはならないんじゃないかと思うんです。で、以前に私、2017年に当時の林文科大臣に確認したところ、生徒指導において生まれ持った個性を尊重することは当然だという答弁がありました。これ今も認識変わらないでしょうか、大臣。やっぱり生まれ持った個性を尊重するのは当然ということでよろしいですね?


太田委員長)

萩生田大臣。


萩生田大臣)

生徒指導とは一人一人の児童生徒の人格を尊重し、個性の伸長を図りながら社会的資質や行動力を高めることを目指してして行われる教育活動だと思います。また生徒指導にあたっては児童生徒の持つそれぞれの特徴や傾向をよく理解し、把握するといった深い児童生徒理解が不可欠だと考えております。このような人格の尊重や深い児童生徒理解の重要性に鑑みれば、一般論として生まれ持った個性を尊重するのは当然のことであると考えております。


太田委員長)

吉良よし子さん。


吉良議員)

当然だというご答弁でした。で、頭髪に関する校則について引き続き申し上げます。髪の色だけじゃないんですね。髪型について細かく決める校則も多数あるわけです。で、中には髪を伸ばす場合は結びなさいと、ただし二つ結びは禁止とか、あの、合理性のないものもかなりあるんです。で、昨年3月、ツーブロックと呼ばれる髪型を禁止する校則について、都議会で我が党の池川都議が何故ダメなのかと質した際に都の教育長はですね、「ツーブロックは事件事故に巻き込まれる可能性があるから」と答弁。これもとてもじゃないが合理的な理由だとは私は思えないんですね。で、むしろね、タイなどではツーブロックっていうのは普通の髪型で、タイから日本に来た学生が学校でダメだって言われて戸惑ったという話も聞いているわけです。ツーブロック一般的な髪型だと思うんですけれども、やはりこの校則そのものだけじゃなくて、それに伴う指導もあってですね、その指導も私問題だと思うんです。で、黒染め指導っていうのはその代表なんですけど、昨年9月、我が党の千葉県議団が行った調査では千葉県内の県立高校138校のうち黒染め指導行われたのは105校。違反した生徒にその場で黒染めスプレーを髪に吹きかける指導を行った学校が25校、指導対象となった生徒は210人です。相談をした当時高校1年生の女子生徒は学校の指導に従って黒染めしていったのに「黒染めが不十分だ」と教師4人に囲まれてビニールをかぶせられ、黒スプレーを噴霧される指導を受けて、彼女はですね、教師に囲まれて、その黒スプレーをかけられた恐怖で学校に行けなくなったと話しているわけです。ここで確認したいんですけど、この小中高の不登校児童生徒のうち、その要因として校則や学校の決まりが含まれている児童生徒の数、合計数を教えてください。


太田委員長)

瀧本初等中等教育局長。


文部科学省・瀧本局長)

文部科学省において行いました令和元年度の児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題の調査によりますれば、小中高の不登校児童生徒のうち、不登校の主たる要因または主たる要因以外の要因ですね。これは二つ選べるんですけど。主たる要因以外がある場合。これその両方を加えたもので、学校の決まり等をめぐる問題として挙げてる児童生徒の数は合計で5572名となっております。


太田委員長)

吉良よし子さん。


吉良議員)

5572人。かなりいるわけです。で、ちなみにこの調査というのは子どもたち本人の回答ではなく、学校側がこうだろうと思って回答したものなので、本人に聞けばまた増える可能性もあるわけですね。こうやって子どもたちを精神的に追い詰める、不登校につながるような指導はあってはならないと思うんです。千葉だけじゃないんです。ほかにも不登校の生徒が折角登校してきて服装違反で学校に入れてもらえなかったとか、コロナで学校に行けず、やっと入学できたのにすぐに女子生徒が男性の先生から下着の色を指摘され、もうそれ以来学校に行くことができなくなったという事例も出されているんです。大臣、通知等も出されているわけですけど、こういう風に不登校になるように追い詰める、精神的に追い詰める、自尊感情の低下を招く指導はあってはならないと思いますが、いかがでしょうか。


太田委員長)

萩生田大臣。


萩生田大臣)

児童生徒への指導に当たり例えば体罰や不適切な言動が許されないのは当然ですが、それらに当たらなくても児童生徒の特性や発達の段階を十分に考慮することなく厳しい指導を行うことは児童生徒の自尊感情の低下などを招き、児童生徒を精神的に追い詰めることにつながりかねないと考えます。このため、校則による指導も含め生徒指導に当たっては児童生徒の持つそれぞれの特徴や傾向をよく理解し、個々の児童生徒の特性や発達の段階に応じた指導を行うことが必要であると認識しております。


太田委員長)

吉良よし子さん。


吉良議員)

やはりここの児童生徒の事情に応じて自尊感情低下させない指導というのは欠かせないと思うんです。と同時にやっぱり理不尽な校則そのものの見直し必要だと思うんですね。先ほどのツーブロックの校則しかり、二つ結びダメっていうのもしかり、合理的な説明ができないようなもの、そして人権侵害につながるようなものは見直さなきゃいけないと。で、これも2018年に当時林大臣に聞いたんですけど、その際にもですね、学校を取り巻く社会環境や児童生徒の状況の変化に応じて絶えず積極的に見直す必要があると。で、見直す際には児童生徒、保護者が何らかの形で参加した上で決定していくことが望ましいと。そういう答弁もいただいています。その後ですね、この間、こうした理不尽な校則について全国的に見直しの声、動き、実際に広がっているわけです。事例を紹介します。長崎県教育委員会、教師が生徒一人一人の下着をチェックするような人権侵害にあたる校則や指導は見直すようにと通知を出しました。また佐賀県教育委員会は2020年3月に県立学校に対して校則見直す際に児童生徒、保護者に意見求めるようにという通知を出しています。で熊本市教育委員会では教職員、児童生徒、保護者へのアンケート取って社会環境や人権の観点から校則の見直しを進めるようホームページで周知を進めているわけですけど、このように生徒や保護者の声反映しながらですね、校則の見直しをどんどん進めていくということは良いことですし、大いに全国的に進めていくべきだと思いますが大臣いかがでしょうか。


太田委員長)

瀧本局長。


瀧本局長)

一般的に校則については各学校がそれぞれの教育目標を達成するために学校や地域の実態に応じて必要かつ合理的な範囲で定めるものと考えております。また校則に基づき具体的にどのような手段を用いて指導を行うかについても各学校において必要かつ合理的な範囲で適切に判断されるものと考えております。他方校則の内容については学校を取り巻く社会環境や児童生徒の状況の変化に応じて絶えず積極的に見直す必要があると考えております。校則の見直しは最終的には校長の権限において適切に判断されるべき事柄ではありますが、見直しの際には児童生徒が話し合う機会を設けたり、保護者からの意見を聴取したりするなど、児童生徒や保護者が何らかの形で参加する例もございます。この点に関して昨今の、委員からもご紹介ありましたが、各地での校則の見直しに関する取り組みあるいは報道等についても承知をしているところでございます。こうした校則の見直しに関する考え方は生徒指導担当者向けの会議等において周知を行ってきてるところでございまして、文部科学省としては引き続き様々な機会をとらえてその周知徹底に努めてまいりたいと考えております。


太田委員長)

吉良よし子さん。


吉良議員)

積極的に見直すべきものだということでしたけれども、是非大臣にも答弁いただきたいんです。こうして全国でね、見直しの動きが広がっていることこれ自体はいい流れだというご認識でしょうか。どうぞ是非お願いします。


太田委員長)

萩生田大臣。


萩生田大臣)

あの実は文科省の記者会見でもたびたびこの校則のことは出るんですね。で、私がやっぱりこの校則はいいとか悪いとかってコメントするのはなるべく控えてるんですけど、先生がいみじくもおっしゃったように時代や社会の価値観の変化で、まあ率直に申し上げて下着の色を指定してですね、それを確認するというのはちょっとあり得ないと思います。したがってそういった時代の変化や価値観の変化によって、見直しをそれぞれの学校が行っていくことは決して悪いことじゃないと思ってます。一度決めたからと言って一語一句変えないという、これは今の民主主義に合わないと思います。これは国際ルールも憲法も同じだと思ってまして、私はそういった意味ではそれぞれの学校の判断で行っていただければどうかなと思っています。


太田委員長)

吉良よし子さん。


吉良議員)

見直すことは悪いことじゃないといっていただきました。ちなみに見直しが進んでる自治体もある一方でですね、やはりいまだに生徒会等で話し合おうとしたら、「いや校則の議論をしてはいけないんだ」「触れてはいけない」って言われたり、校則について意見した瞬間「内申に響くぞ」と脅されたりするような学校もまだまだあると聞いているわけです。やはりね、先ほど大臣もおっしゃってましたけど、校則について議論したり、見直しを進めたりすることは決して悪いことではないと。むしろ積極的に見直す必要のあるものだと先ほど局長答弁された、このことをですね、是非周知いただきたいと思うんですが、改めてどうでしょう。周知、公に。


太田委員長)

瀧本局長


瀧本局長)

お答え申し上げます。校則の見直しについてはこれまでもですね、通知あるいは先ほど申し上げた通り毎年開催しております、生徒指導の担当者の会議等においても繰り返し見直しについては呼びかけてるところではございますし、あるいは委員からご紹介ただいたような校則の見直しのほかにもですね、自治体によって様々な見直しの取り組みが行われてる事例がございますので、そうした取り組みについてもある意味で横展開を図りながらですね、それぞれの自治体におきます見直しをする際の参考としてご提供するなど、校則の見直しに向けた取り組みを促してるところでございます。


太田委員長)

吉良よし子さん。


吉良議員)

自治体に周知は取り組んでるってことでしたけど、私もっと子どもたち、児童生徒自身にもですね、校則って見直せるものなんだよということを周知していただきたいと思うんですね。この学校に入ったらもうこの校則に従わなきゃいけないんだと、もう髪の色に染めなきゃいけないんだと、こう思いこまされるというのはやはりつらいものだと思いますし、おかしいなと思ったら意見しても良いし、変えられるんだということをぜひ子どもたちに伝えていただきたいと思うんですが、大臣いかがでしょう。


太田委員長)

萩生田大臣。


萩生田大臣)

なかなか入学前に自分が受験をする志望校の校則まで見てですね、なかなか判断することってないんだと思います。だから入ってみたら理想と違う窮屈な思いがあって、これは自分が考えていた学生生活と違うってこともきっとあると思うんで、そういう意味では各学校があらかじめ校則を公開しておくというのは、受験生が学校を選択する上でも悪いことではないんじゃないかなと思います。他方ですね、私立の学校のように建学の精神があったりすると、これ一般的な価値観じゃなくて例えば創設者の信仰ですとか、そういったもので、それぞれ学校のルールが違って、何でそんなものが校則になるんだろうなと、よそから見ればすごく違和感を感じるんだけども、その学校の中では非常に大事な価値観というのもきっとあるんだと思うので、その一概にその校則を文部科学省が間に入ってですね、変えていいんですよ、どんどん変えていいんですよということよりも自然のそれぞれの現場現場の判断で行うことが望ましいんじゃないかなと思います。決して否定はしませんけれど、なんか通知を出してですね、積極的校則改正をするように文部科学大臣通知みたいなですね、そういうのはちょっとやっぱりなじまないと思いますので、まさにこれトレンドで時代に合ってないおかしな校則は変えようよって高校生や中学生が声を上げることは私は学校の中で良いことだと思いますので、それを見守りたいなと思ってます。


太田委員長)

吉良よし子さん。


吉良議員)

次も聞きたいこともご答弁いただいたんですけれども。はい。そうなんです。見直し進めるためにはですね、校則の公開というのがかなり効果的でして、岐阜県ではすべての県立高校の校則、学校ホームページで公開したことがきっかけとなって、在校生のみならず受験生や保護者、地域の人々間での議論が広がって、結果岐阜県教育委員会が下着の色を指定するとか生活上の旅行等の許可制があったそうなんですけど、そうしたものを廃止する、見直すということになりました。やはり公開っていうのはかなり重要なことですし、大臣おっしゃったように入学前にこの学校の校則なあにというのを知らないというのも問題ですので、やはり一覧にできるようにですね、各学校で公開進めるように是非大臣からも言っていただきたいし、私あの加えて先ほど問いたかったのはですね、単純に学校現場とかだけじゃなくて、例えば文科省のホームページ、その他の方法で子どもたちに向けてですね、校則っていうのは変えちゃいけないものじゃないんだと見直しができるものなんだと周知してはいかがかということなんですけど、そこいかがでしょうか。


太田委員長)

瀧本局長


瀧本局長)

まず公開の点についてお答えを申し上げますが、ご指摘の通り各学校におきます校則の公開も校則の見直しに当たって児童生徒や保護者からの意見聴取等行うなど児童生徒や保護者が何らかの形でそのプロセスに参加する一つの手段と考えられます。校則の見直しは最終的には校長の権限において適切に判断されるべき事柄ではありますが、見直しの際には児童生徒が話し合う機会を設けたり、あるいは保護者から意見を聴取したりする等、何らかの形で参加する例もございます。このことについては先ほど申し上げた通り生徒指導担当者向けの会議等において周知も行ってるところではございますが、引き続き様々な機会をとらえて周知徹底に努めてまいりたいと思います。また校則の内容あるいはその必要性等について児童生徒本人であったりその保護者との間に共通理解を持つようにすることが重要でございますので、入学時までにあらかじめ児童生徒、保護者に校則を周知しておく必要があろうかと思っております。また、先ほど委員から岐阜県の取り組みご紹介ございましたが、校則の見直しに関してですね、校則を各県立学校のホームページに掲載することなどをですね、周知をし、それに基づいて見直しの早急な取り組みが進んでいる、ないしは再点検を行うというようなことも私どもも把握をしているところでございまして、こうした取り組み事例、まさにこうした岐阜県の取り組み事例も含めまして全国のその生徒指導の担当者の会議等でもですね、こういった事例があるということについてはご紹介を申し上げていきたいと思います。


太田委員長)

吉良よし子さん。


吉良議員)

是非積極的に周知していただきたいと思うんです。で、このコロナ禍ですね。毎日洗濯ができない、洗えない、校則、じゃない、制服の衛生面を気にする生徒への配慮から制服私服の選択制が取り入れられた学校というのも増えてきています。で、そのもとで #学校緩くて良いじゃん という声などがネット上で広がっていて制服と私服の選択制に賛成しますという署名が取り組まれたら2万件近く署名が集まっているようです。それから佐賀県弁護士会、福岡弁護士会なども独自に校則を調査して提言出すなど、本当にこの全国で拘束、学校のあり方の見直し、議論が、社会的議論がどんどん進んでるわけで、是非それを止めない、むしろ進めていただきたいということ、重ねて申し上げたいと思うわけです。でそして私、この校則問題でね、確認したいのは先ほど来、大臣、文科省は校則見直しについて、社会環境の変化等に合わせて見直すようにと繰り返しおっしゃってるんですけれども、私、それだけじゃなくてね、やっぱり何よりもまず校則によって人権侵害をしてはならない、人権侵害の校則は見直しの対象だというべきじゃないかと思うんです。ま、もうそれこそ下着の色もそうですし、頭髪、服装の自由を制限するということも基本的人権の制限につながるモンド得あるわけです。で、学校長の権限で校則決められるって言いますけれども憲法で保障されるべき基本的人権を校則で侵害して良いというようなことには絶対ならないと思うんで、是非大臣改めて人権侵害の校則はあってはならないとはっきりおっしゃっていただけないでしょうか。


太田委員長)

萩生田大臣


萩生田大臣)

児童生徒への指導に当たり、先ほど申し上げた体罰等は当然許されないわけですけれども、児童生徒の特性や発達の段階を十分に考慮することなく、厳しい指導、児童生徒の自尊感情の低下などを招き、児童生徒を精神的に追い詰めることにつながりかねない指導はあってはならないと思います。すなわちまさに人権、人格を否定するような校則というのは望ましいものではないと思いますんで。他方、それを文科大臣が、繰り返しになりますが、文科大臣が変えろというのはなかなかその建付けとして難しいところもありますのでね、そこは是非各学校で考えていただきたいなと思ってるところでございます。あの、入学前に、受験前に実は今年、昨年の11月にですね、大学がその対面授業何%やってるかというのを公開しまして、ずいぶん私立大学の関係者には怒られたんですけど、高校3年生からはですね、自分が受験しようと思ってる大学がこういう時にどういう対応するのかがよく分かったというお返事をずいぶんいただきまして、公表して良かったなと私個人では思ってるんです。すなわち、校則も学校の個性の一つだと思いますから、私あの入学前にチェックできるようにできる仕組み、例えば制服が気に入ってその学校に行くって子もいるわけですよね、だからそういうのと同じように学校の個性であるとおもいますので、そういう意味では公開を前提にしたら、より学校が皆さんから分かりやすく入ってもらえるし、入った後に「こんなはずじゃなかった」ってことで諦める子が減ることにもつながると思うんで、そこは大いに考えていきたいと思います。


太田委員長)

吉良よし子さん。そろそろまとめて・・・


吉良議員)

人権、人格を否定するような校則望ましくないという答弁ありました。これ本当に大事な答弁だと思っております。またその校則の公開についてもね、前向きなご答弁もいただいたわけですから、是非ですね、この機にですね、多様性、人権尊重する学校現場にしていくようにですね、心から強くお願い申し上げまして質問を終わります。


(文責)平松けんじ