平松けんじ

東京・目黒区に続き文京区、武蔵野市、三鷹市もオリンピック・パラリンピック学校連携観戦の中止を決めた。

 文京区教育委員会は、ISJの取材に対し「観戦の実施方法や感染症対策が不確定な要素が非常に多い。あとは感染症の状況が今後読めない。」と理由を説明。そのうえで「結局東京都からこのように観戦をしますとか、観戦の仕方に対する感染症対策こういうふうにしますというところが、我々にも伝えられることがなかった」と漏らす。

 目黒区に続き文京区も中止を決断したことについて、都教育委員会は「やっぱりコロナ感染の広がりであるとか、そういったことが不安になってるというようなことが広がってきているんじゃないかなと受け止めている」と述べたものの、手洗い・マスク着用という基本的な感染対策を行いつつ、引き続き学校連携観戦実施に向け準備を続けている。丸川珠代五輪相は「児童生徒・引率者は会場の行き帰りも含めて行動管理がなされ、人流への影響がない」と述べているが、「行動管理」とは一体何なのか。

 NHKの報道によれば、神奈川、千葉、埼玉の3県で17万枚の学校連携観戦チケットのキャンセルがあったといい、埼玉県では7割のチケットがキャンセルされたという。

 開催都市・東京都の教育委員会はいまだに学校連携観戦の強行にこだわっているが、すれ違っただけで感染する変異株の発生という情勢下で本当に強行して良いのか。子どもの命を守るために今すぐ学校連携観戦は中止すべきだ。