目黒区総合庁舎
写真・目黒区総合庁舎(日本自治委員会提供)
 目黒区教育委員会が、先月27日、児童や保護者の氏名とともに就学先として適切とされる特別支援学校の障害種を記した文書を別の家庭に誤って送付したことがわかった。区教委が4日の区議会文教・子ども委員会で明らかにした。

 区教委は文書を保護者2名あてにそれぞれ送付したが、双方の保護者あての文書を取り違え、もう1名の別の保護者に誤って送付した。先月29日に保護者からの連絡で事態を把握した区教委は保護者への謝罪や経緯説明を行ったという。

 区教委の細野教育支援課長は区議会で陳謝し、「通常は複数人で確認した上で発送作業を行っているが、今回は職員1人が封入作業を行って誤りが発生した」と説明した。細野氏は再発防止策として発送時に複数人でチェックすることを徹底することや、窓あき封筒に入れて誤送付を招かない発送方法に改める準備を進めていることを明らかにした。

 目黒区では昨年にも学校運営課が同様の個人情報の誤送付事故を起こしており、区議からも厳しい声が相次いだ。改田和弘区議(新風めぐろ)は、昨年の事故にも言及し、「学校運営課の事故が起こって、徹底すると言っておきながらできなかったのか」と批判。改田氏は「教育支援課だけで対策したら結局同じことがまた他の課で起こりえるかもしれない。もう全庁的にやり方見直すだとかそういうことしないといけないと思う」と指摘し、「窓あき封筒へ変えるだとか、具体策を他の課にも徹底していただきたい」と区教委に注文を付けた。

また、金井ひろし区議(フォーラム目黒)は「窓あきの封筒に変えるというのはすぐにできるのではないか。すぐにでも対応していただきたい。」と追及したが、細野教育支援課長は「準備ができ次第」と応じるにとどめた。