入学選抜を担当している東京都教育委員会高等学校教育課入学選抜担当・久保田統括指導主事によると、都立日比谷高校で二次募集が行われるのは1994年度に単独選抜制度が始まってから初めてだという。
資料・日比谷高校の募集人員・入学手続き人員の表(=都立日比谷高校のホームページをもとに本紙作成)
久保田氏によると、日比谷高校では当初270人が合格したものの、入学手続人員が249人となり募集人員254人を満たさなかったため、5人を新たに二次募集で募集することになったという。都立高校の一般入試では、入学手続きをした人数が募集人員に達しない場合、二次募集を行う規則となっている。
本紙は久保田氏に対し、都教委としてこの事態をどう受け止めているか、原因や分析などについて質問したが、コメントは得られなかった。
2019年3月8日17時15分追記
熾烈な二次募集 倍率は32.4倍
今回、異例の二次募集となった日比谷高校では二次募集の定員5名に対し、171名もの応募があり、倍率が32.4倍となった。
(取材・文=本紙編集長・平松けんじ)
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