小学6年生男児が顔見知りの小学4年生男児にエアガンを発射する動画が、インターネット上に拡散し、物議を醸している。
動画では地面にうずくまる小学4年生の男児にもうひとりの小学6年生男児がエアガンを撃つ様子が写っている。今回拡散した動画は加害児童が自身のスマートフォンを友人に渡して撮影させたものだという。
足立区教育委員会によると、この二人の男子児童は別の足立区立小学校に通っており、顔見知りだという。加害児童と被害児童は水鉄砲を持って水かけっこをしていたという。その後、エアガンを持っていた別の児童から加害児童がエアガンを借りて追いかける形となったという。そして、追いかけられた被害児童が石に躓いて転んだところに、加害児童がエアガンを発射したという。
区教委の調査に対し、被害児童は「エアガンの弾は当たっていない」、エアガンを貸した児童も「弾は入れていない(=空砲だった)」と証言しているという。
区教委は今回の事案について「いじめ」と認定し、調査を継続している。また、学校側も第三者を入れて調査する方針だという。
区教委「重く受け止める」
区教委は今回の事案について重く受け止めるとした上で、これまでSNSの指導や東京都と連携して指導を行ってきた中で今回のような事案が発生したことはまだまだ指導が至らない点があったとして、「今後道徳などを中心とした『心の教育』や、生活指導面でSNSの活用や危険性などの指導を徹底できれば」と話している。
区教委の調査に対し、被害児童は「エアガンの弾は当たっていない」、エアガンを貸した児童も「弾は入れていない(=空砲だった)」と証言しているという。
区教委は今回の事案について「いじめ」と認定し、調査を継続している。また、学校側も第三者を入れて調査する方針だという。
区教委「重く受け止める」
区教委は今回の事案について重く受け止めるとした上で、これまでSNSの指導や東京都と連携して指導を行ってきた中で今回のような事案が発生したことはまだまだ指導が至らない点があったとして、「今後道徳などを中心とした『心の教育』や、生活指導面でSNSの活用や危険性などの指導を徹底できれば」と話している。
(取材・文=本紙編集長・平松けんじ)
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