東京都立立川高校で、8日に行われる予定だった文化祭の「後夜祭」が中止になったことについて、生徒側が反発していることが、本紙の取材でわかった。
都立立川高校では8日に文化祭の後夜祭が行われる予定だったが、台風15号「ファクサイ」の接近に伴い、実施できなくなった。これを受け、後夜祭実行委員会など生徒側は後夜祭の後日延期を計画したが、最終的に後夜祭は「延期」ではなく「中止」になった。これに対し、実行委員会や中央委員会などの生徒自治機関をはじめ、多くの生徒が反発しているという。関係者によると、生徒側では学校側に中止にした理由を問い質そうとしたり、署名運動を検討するなどの動きがあったという。また、生徒たちは「教員が後夜祭をやりたくなかった」と証言している。
副校長「生徒も納得して中止した」
立川高校の福原副校長は、19日、本紙の取材に応じ、教員が一方的に「後夜祭中止」を決定したことを否定した。福原副校長は、教員と生徒の間で十分に話し合いが行われた結果、生徒側が納得して後夜祭の中止に合意したと説明した。
福原副校長は、延期ではなく中止になった理由について、教員側が求めていた十分な延期実行案について生徒側が示さなかったこと、学校の条件などをすべて満たす延期の日程が組めなかったことを挙げた。
福原副校長は、延期ではなく中止になった理由について、教員側が求めていた十分な延期実行案について生徒側が示さなかったこと、学校の条件などをすべて満たす延期の日程が組めなかったことを挙げた。
また、福原副校長は、「教員が後夜祭をやりたくなかった」という生徒の証言について、「そんなことはないと思いますよ。きちんと学校が行事としてやっていることですから。」と否定的な見解を示した。
生徒側「納得していない」
学校側の「後夜祭中止に生徒も納得した」という見解に対し、生徒たちは「半数以上は反対」「生徒側は納得していない。教員たちに良い印象はない。」と述べている。
ある生徒は「私たちは中止ではなく延期だと思っていてとても楽しみにしていました。後夜祭実行委員の方々や、出演する団体は夏休み中から計画を立て、スタジオ代を払って練習したりしていました。」と話し、それを無にされたことに悔しさを感じているという。
生徒からの反発の声に対し、福原副校長は「もしそういう何か(憤り、反発の声が)あれば教員は聞く耳を持っているので、きちんと話をしに来てくれればお話しすることはできます。」とコメントし、生徒の意見に耳を傾ける姿勢をアピールした。
納得したのではなく、渋々従っただけでは
福原副校長は、教員と生徒が十分に話し合いをして後夜祭中止は合意の上だったと主張しているが、それにしては生徒の反発の声が大きすぎる。そもそも実行委員会や中央委員会が抗議の声を上げようとしたり、複数の生徒が異口同音に「納得していない」と回答する状況は、生徒の納得が得られているとは到底思えない。「納得した」のではなく、「渋々従った」だけなのではないだろうか。
このような状況で「教員は聞く耳を持っている」と言われても、既に後夜祭は中止になってしまっている。学校側が本当に聞く耳を持っているなら、生徒側の反発がここまで大きくなるはずはない。
(取材・文=平松けんじ)
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後夜祭が中止になってすぐに、主に大学受験に関する学年集会がありました。一般生徒はおろか、後夜祭実行委員の中でさえ、後夜祭中止(延期されない)の理由をほとんど把握していない状態でしたから、なんらかの説明があることを期待していました。しかしそんなことはなく、配られたプリントを先生方が音読するだけの集会は終わりを迎えようとしました。その時、ある生徒が立ち上がり後夜祭に関する説明を要求しました。それを受け、実行委員と担当教員とがそれぞれ説明をし、「教員と生徒の間で十分に話し合いが行われた」らしいのですが何故か私は知りません。私が見たのは説明の皮を被った犬の喧嘩でした。
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Twitterのみから情報を得るのは情報が偏っており、いかがなものかと…
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今回の経緯の「延期>中止」というのは、それはそれで問題なので、直接あてはめることはできませんが。
教職員の方でも、残業代がつかないままにさまざまな仕事をせざるを得ない状況なので、その点は生徒にもわかってほしいと思っています。
また、こういった時間外労働を拒否する姿勢自体も、労働者としての自分の安全を守ることの大切さとして、将来の労働者になる生徒に伝えていきたいと思う点です。だから、「土日は部活しません!」という先生がいたとしても、短絡的に批判しないで、事情をよく聞いてみてください。
でもインタースクールジャーナルは応援しています。
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