長野市立の中学校で7月1日、50代の教諭の男が2年生の女子生徒を殴打し、左肋骨打撲のけがを負わせた。長野市教育委員会が7月2日、発表した。
長野市教育委員会によると、男は事件の前、苛立ちながら別の生徒を探していたという。このとき、居合わせていた女子生徒がその生徒の行方を男に報告したところ、男がいきなり右手のこぶしで女子生徒の左脇を殴打した。女子生徒は左肋骨打撲の大けがを負い、7月4日に改めて病院を受診した。
学校は夜には同学級の保護者に対し臨時の説明会を開催。保護者への説明に追われた。
この事件をめぐっては、荻原健司長野市長が、7月7日の会見で「教育公務員として、社会人として決してあってはならないこと」と謝罪。荻原市長は、市教委に再発防止を指示した。
市教委によると、男は、7月4日(月)以降、自宅待機を命じられ、学校に出勤していない。
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