小池百合子都知事(12日、東京都提供)
東京都の小池百合子知事は、12日、第2子以降の保育料を完全無償化すると発表した。所得制限は設けず、全世帯を対象とする。
都は、新たな子育て支援政策の一つとして約110億円を予算に盛り込み実現する。所得制限は設けず、全世帯に今年10月1日から支給する。
品川区など市区町村独自で第2子以降の保育料を無償化する自治体については、今年10月以降、都の負担となるため、市区町村の財政負担はなくなることとなる。
品川区など市区町村独自で第2子以降の保育料を無償化する自治体については、今年10月以降、都の負担となるため、市区町村の財政負担はなくなることとなる。
小池知事は、4日、新年の職員へのあいさつで少子化への強い危機感をあらわにしていて、国の施策の遅れを批判。18歳までのこども1人につき年6万円の現金を給付する意向を表明したばかり。
都は2023年度予算で「チルドレンファースト社会実現に向けた取り組み」予算を2000億円拡充し、1.6兆円盛り込んでいる。
都は2023年度予算で「チルドレンファースト社会実現に向けた取り組み」予算を2000億円拡充し、1.6兆円盛り込んでいる。
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