大阪公立大学が、2027年度から秋入学を導入することがわかった。2月9日に開催された副首都推進本部会議で明らかになった。
同大学では秋入学を、周知期間も含めて2027年に実施する予定。国内外から多様な人材を受け入れ、同大学の国際化を推進するとともに、グローバル人材を育成し、あわせて大阪の国際化を推進することがねらい。
大学院は、すべての大学院に秋入学制度を導入し、英語で学位を取得できるコースを設置する。工学部等の学部・学科等で先行的に秋入学を実施し、他の学部にも順次拡大する。
また、吉村知事は同会議において、「大学の公用語を英語に全部するっていう時代に持っていかないとダメだと思うんですよね。なのでそういったものを、例えば大阪公立大学で、大阪公立大学の公用語は英語ですと、僕これぐらいのことやっていいと思うんですし、やらなきゃいかん時代なんだろうと思ってるんです」と述べた。
秋入学制度をめぐってはコロナ禍の学習の遅れから2020年に一時、政府与党などで検討されたが、多くの弊害への懸念から頓挫した経緯がある。(編集部)
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