2024年12月、山梨県は、少人数教育推進検討委員会での議論の上で、令和7年度から1学級25人制を小学校の第6学年を除くすべての学年に、またその翌年度からは全ての学年に導入することを決定した。

山梨県ではきめ細やかな指導や児童に寄り添った学級を目指し、令和3年度から1年生の学級において試験的に1学級25人制を導入した。さらに、翌年度からは2年生の学級のにおいても同様の制度を導入した。当時は都道府県としての取り組みでは初であり、令和4年度に実施された全国学力・学習状況調査の質問紙調査では「子どもの自己肯定感の高さ」や「人の役に立ちたいと思う心」は、全国トップクラスという結果となった。この結果を踏まえ、少人数教育推進検討委員会での議論の結果、予算や教員不足の課題を解決した結果、決定した。

国の指針となる1学級35人制よりさらに踏み込んだ先進的な取り組みとなり、全国初の制度となる。
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